国鉄を代表する客車の一つであるオハ35を、最終形とも言える戦後の木製屋根仕様から、プレシジョンブランドで模型化致します。戦後、デッキ内から外が見えるようにと出入り台の扉の窓を高くする様になりましたが、実車は色々でした。図でも、戦前からの標準型とも言えるタイプと、戦後の窓の高いタイプを書いてみました。また台車もTR34が標準ですが、実車はTR23やTR23コロ軸受けのも結構な量数存在しました。オハフ33も同様で、製品ではそれらの作り分けが出来る様扉は選択出来る様に、台車は各タイプをご用意致しました。更に、このタイプ独特の妻の漏斗もロストパーツも新規に製作、組易さとディティールの両立を図っています。また、最下図の様に北海道形を両形式ともご用意致しました。今回はボディマウントの歯車式発電機仕様、台車はTR34のみとなります。

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